ビッグイシュー

いつもはお笑いだのバイクだの音楽だの趣味全開の自分ですが、今日はちょっと真面目な？お話を！

「ビッグイシュー」という雑誌を聞いたことはありますか？この雑誌、ホームレスの方の自立支援を目的に毎月発行されています。発祥はイギリスらしく、日本版ビッグイシューが創立されて、もう20年ほどになるらしいです。

仕組みとしては、ホームレスの方に1冊450円の雑誌を10冊お渡しして、まずその10冊を売ってもらいます。その売り上げ金4,500円で、さらに1冊220円で雑誌を仕入れる→売るを繰り返し、月の給料を稼ぎます。

私はこの雑誌を売っている方を見かけたら、買うというマイルールがあります。

理由として、一つは、ビッグイシューの掲げるテーマに共感するから

ホームレス問題の解決に挑戦するため、ホームレスの人の救済（チャリティ）ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業。

出典：https://www.bigissue.jp/about/

必ずしも富を与えるだけではなく方法や知識を共有すること。それが今後のその人のためになる。支援をすることの本質的な意義を考えさせられます。

そして社会問題は決して他人事ではなく、社会に生きる一人の人間として自分も当事者になることもあると思っています。あからさまな境界線を引くのではなく曖昧に交わり、補い合うような関係性を社会の中で築きたい。そんな人間でありたいと今は思います。

二つ目は、シンプルに雑誌のクオリティが高く読み物としてとても面白いから

著名人や研究者の方が表紙になり、主に社会問題をテーマに記事が作られています。その他に創作に関するインタビューなどもあり、なるほど〜と思うことがたくさんあります。自分の世界はやっぱりまだまだ小さいな〜と気付かされます。

社会で起こる様々な出来事を、”センセーショナルな事件”で見過ごさず、自分のできる範囲で考えて小さな行動でもアクションを取り続けたいですね。