FLAVOR OF LIFE
遠き日を彩ったフレイバーの記憶
ものを選び、買うときに
重要な要素となる、見た目・デザイン。
「機能<デザイン」でものを買う方も多いのでは。
子供時代、デザインに惹かれ選んでいた
アイテムのことを思い出しました。
それは「FLAVOR」と書かれた
スケルトンテイストの文房具シリーズです。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/02/kmr_41_2.jpg)
こんなのです。あぁ、懐かしい…。
さすがに現在は流通してないようですが、
調べたところ、サンスター文具の商品でした。
当時の私の入手先は近所の100円ショップで、
このシリーズの商品を買い揃えることが
生きがいだった時期があります。
数名のクラスメイトの間でも一時期大流行しました。
このシンプルで清潔感あふれるデザインと、
子供心をくすぐるスケルトン感。
ついつい揃えたくなる商品バリエーションと
カラーバリエーション。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/02/kmr_41_3.jpg)
「COLOR5」と記載があるので、確かこの5色展開。
百均にあるものは揃え切ったと思っていた矢先、
FLAVORには100円では買えないペンケースがあることが発覚。
今でこそ100円ショップは、
番外編的に100円以上のものも普通に売っていますが、
当時のそのお店は、律儀に100円以上のものは取り扱っていませんでした。
ペンケースさえあれば文具トータルコーディネートが完成するのに…。
ネットもない時代。どこで買えるのかさっぱりわかりません。
そんな悶々とした日々のなか、
偶然雑誌か何かの、景品交換か何かでFLAVORペンケースを発見!
申し込み、無事に手に入れることができたのです!!
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/02/kmr_41_4.jpg)
これ見よがしに学校に持っていきましたが、
届いたころには既にクラスのFLAVORブームは下火となっており、
短期間で別のペンケースに乗り換えた記憶があります。
その後は、振って芯が出るシャーペンや、
手元でカチカチ芯が出せるシャーペンなど
「デザイン<機能」の時代が訪れるのでした。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/02/kmr_41_5.jpg)
汚い&ロゴが剥がれていますが、
家にあったFLAVOR製品唯一の生き残り。
変わり果てた姿となった今でも
ペン立てから私を見守っています。