あの時君は若かった
なんちゃってクリスチャン
クリスマスも過ぎて久しいですが、私がキリスト教の学校にいた頃の話を。
ウン10年前、女子ばっかり300人を超える寮で2年間、牢獄のような時間を過ごしました。
毎朝7時に食堂へ全員集合。聖書を読み、お祈りをして第一の糧をいただきます。
朝ご飯後は全員で掃除。学校へ行きびっちり詰まったカリキュラムをこなし、夕方帰ってくる。
夕飯前にはまた聖書を読み、お祈りをして第三の糧をいただきます。日曜の朝は学内の教会まで向かいそこで約2時間礼拝。門限は19時。どんなに延長しても21時。アルバイトは禁止。
ね?牢獄でしょ?
でも不思議とその頃のことで思い出すのは、寮の生活のことなんです。
学校の友達というよりも、寮での友達とは今でも繋がってますし、やっぱり同じ釜の飯って大事です。(決して臭い飯ではありません笑)
年末年始、実家に帰りその頃の聖書と讃美歌を見つけ取り出したところ、茶色く焼けた一枚の紙が挟まっていました。広げてみると、おそらく寮則に対する学生からの要望に寮長からの回答書みたいなものでした。
その中に
「TVの時間帯―原則としてPM11:00まで。しかし土曜日のみは“ねるとん”までみてよい」
の文言。そこまでして・・・しかも議題にあげるほど・・・
わかる人、同世代です。