新聞広告でソーシャルディスタンス
-
ぬーさん
-
とりあえず2m離れてみてください
6月になりましたがまだまだコロナウイルスが余談を許さない状況ですね。
そんな中、ネタを探すべくイメージソースを探していた時に見つけた広告が気になりすぎたので紹介させていただきます。
皆さん、今日の紙面のこの頁
— 岐阜新聞女子net 公式 (@net_nakanohito) May 6, 2020
読めましたか?#岐阜新聞#ソーシャルディスタンス pic.twitter.com/RkhcSzxi2c
SNSでも話題になった岐阜新聞の広告ですが、みなさんこちら読めますか?
私は始め、草間彌生さんの作品を彷彿とさせる水玉の模様、としか思えず。記事をよく見てみるとソーシャルディスタンスのことが書かれていたので離れて見てみました。そうするとメッセージが浮かび上がってくるではないですか!
「離れていても心はひとつ」
なるほど!と思ったのと同時に表現者の端くれとして「くやしい」とも思いました。こういう表現方法があることに気づかなかった自分の頭の堅さを恨みます。
ソーシャルディスタンスの特性を活かした仕掛けで基本の「2m離れること」を伝えている上に、コピーからこの広告を作られた方の想いも伝わってきました。
仕掛けがあり、楽しく、やさしい広告。
なかなかできるものじゃないと思います。しかも「離れていても心はひとつ」のコピーの文字はなんとパワーポイントで作ったんだとか。
伝えることに制作するソフトは関係ないんだとも感じることができた、私の好きな広告のひとつでした。