ポジティブシンキングのすすめ
でもやっぱり5000円は痛い
お恥ずかしい話、
先日交通違反で捕まりました(3年ぶり4回目)。
私がこれまで犯した違反はすべて原付運転時で、速度超過x3。
ここに新たな勲章が加わります。もちろん今回も原付です。
「左折車線にいながらにして直進しただろ」というもので
反則告知書には正式名称的な記述がされていますが、
字が汚すぎて全く読めません。
これにより罰金5000円と点数1点が奪われました。
「この世で一番無駄な出費は罰金」が座右の銘の私にとって
どうしてもクサクサしてしまう事案ですが、
もうどうにもならないので、ここはポジティブに考えてみたいと思います。
2000円浮いた?
正直、呼び止められた時点でスピード違反だと思いました。
原付スピード違反の場合、速度にもよりますが罰金の相場は7000円です。
となると、2000円得したとも思えます。
瞬間的に「2000円で何買おうか」と考えてしまいました。
路上尋問プレイ
さらに、今回はじめて女性警官にご対応いただきました。
おそらく新人さんで、故にベテランおじさんとのコンビでした。
なかなか自分より10ほど下の女性に上から詰められる機会もないので
若干新たな扉を開けていただいた気がしないでもないです。
しかも、あの女性警官に現場経験を積ませる一助になれたなら、これ幸いです。
だんだんポジティブになってきたところで
最大のポジティブポイントがこれです。
超絶バッドエンドムービーがまた観れる
晴れて次回の免許更新も違反者講習を受けることになったわけですが、
次で人生4回目の更新、違反は皆勤です。
この講習のメインイベントは
「ここでしか観ることができないスペシャルビデオ」の上映会です。
内容はだいたい以下の通り(ネタバレすいません!)。
考えうる不幸を、これでもかと盛り込んだ
不幸の全部乗せトッピング的悲惨な内容。
当たり前ですが、とにかく救いが1ミリたりともありません。
ただ、すべての展開に予想がつきながらも、
毎回ついつい引き込まれてしまいます。
そこにはある種の様式美が存在しています。
この感じ、何かに似ていると思い、
思い出したのが進研ゼミの漫画です。
さえない生徒が進研ゼミをはじめた途端、
勉強も部活も恋もすべてが上手くいくというアレ(ネタバレすいません!)。
こちらは超絶ハッピーエンド。
毎回同じストーリーなのに、ポストに届く度しっかり読んでいました。
気に入ったやつはリピート読みもしました。
話をビデオに戻します。
このビデオ、私がこれまで観たものでは
主演が布施博だったり、千原せいじだったり、
なかなか豪華なキャストだったりします。
やはり名のある人が出ている方が入り込みやすいです。
「主演作品は是非とも観たい!」というファン心理を考えますと
イケメン俳優なんかをキャスティングしようものなら
無駄に違反をする人が出てしまいますので、
布施博や千原せいじという人選は絶妙と言えるのではないでしょうか。
あとは教室を暗くして、みんなで映像を観る感じが
小・中学校時代を思い出して、ノスタルジーにも浸れます。
これは5000円払う価値がある!
5000円であの上映会のチケットを買ったのだ!
と自分に言い聞かせ、次回作を楽しみに待ちたいと思います。
その日までくれぐれも安全運転で。