クイズ100人マジカルダウト
また見たいクイズ
いつも時代もお茶の間に流れ
決してなくなることがないテレビバラエティ「クイズ番組」。
これまで幾度となくブームを巻き起こし
それほどブームとはいえない現在でも
各局が複数レギュラー放送をしています。
Wikipediaでこれまでのクイズ番組の一覧をみると
数え切れないほど無数に存在しており、
改めてこのコンテンツの強さに感心しました。
単なる知識勝負だけでなく「アタック25」のようにオセロゲーム的要素を足したり、
知識をさほど必要としないひらめきものだったり、
様々な趣向を凝らしながら、時代とともに進化を続けているクイズ番組。
それほど得意というわけではないのですが、
見ているとついつい参加したくなる、クイズ番組というジャンルが昔から好きです。
今回は星の数ほどあるクイズ番組から3つピックアップしてご紹介します。
クイズ100人に聞きました(1979〜1992)
あるアンケートの結果の上位回答を予想する昭和を代表するクイズ番組。
原案はアメリカのクイズ番組だそうですが、
アンケートの結果をクイズにするというのはとても面白いフォーマットだと思います。
アンケート系クイズは現在でも、「ネプリーグ」や「くりぃむクイズ ミラクル9」で見られるように、普遍的なクイズジャンルであるといえます。
「100人に聞きました」というだけで13年も放送が続くというのもすごいです。
この番組では関口宏による、肘つきスタイルの司会や、
回答後の「あるあるあるー」の掛け声などといった定番も生まれ、
再放送やってくれたら録画してでも観たい、ほのぼのした雰囲気の名番組です。
ちなみに番組では白いキツネのマスコットキャラクターがいました。
名前は「百太郎」というそうです。オスなんですね。
マジカル頭脳パワー!!(1990〜1999)
90年代に一世風靡したクイズ番組の金字塔。
私もプロフィール画像でパロディさせていただいています。
さまざまなタイプのクイズを次々行い、
頭脳指数(ポイント)を最も多く獲得した人がトップ頭脳賞に輝きますが、
だいたい所ジョージが圧勝していた印象です。
CGアニメから間違いを探す「エラーを探せ!」や
“○○にあって××にない”といった法則当ての「あるなしクイズ」など
多くの名物クイズを生み出し続けたのですが、
残念ながら、「マジカルバナナ」「マジカルチェンジ」など
徐々にゲーム番組と化してしまいました。
板東英二のイジられ司会や、所さんとのやりあいも楽しく、
板東さんがどれだけ晩節を汚しても、私の中では永遠にマジカルのおじさんとして輝きます。
もし自分が出演したら何点獲れるのだろうか…。
それを確かめるため、私はいまだに今はなきこの番組に出たくてたまらないのです。
ダウトをさがせ!(1992〜1993)
実際の映画や新聞記事、物の名前、さらには番組オリジナルの映像などから
ダウト(間違い、矛盾)を見つける、間違い探しに限定したクイズ番組。
今回紹介する中ではかなり短命で、知名度も低いかと思いますが、
司会は島田紳助と徳光和夫のコンビで
コンセプトも面白く、出題VTRのクオリティの高い番組でした。
当時のダウトをPhotoshopで再現。
刑事ドラマ風の出題Vのワンシーンで
サイズの合わないフタがライターに取り付けられていました。
これを見事回答したラサール石井に、子どもながら感心した記憶があります。
実際に発行された新聞や雑誌記事から誤植を探す
「誤植にダウト」はまさに今の仕事とリンクする内容。
なるべく世にダウトを出さないよう、制作物には気をつけてまいります。