偉大なイラストレーターの軌跡を探して
追悼 矢吹申彦さん
先月10月28日に
イラストレーター/グラフィックデザイナーの
矢吹申彦さんが78歳でお亡くなりになりました。
若かりし頃は和田誠さんのアシスタント的なことをしており、
師匠譲りの温かみのある作風が特徴。
こんな仕事をしているのに業界に詳しくない
不勉強な私でも知っている方でした。
というのも、音楽のアートワーク作品が多い方で、
レコードなんかを集めていると
その絵に触れる機会が度々あったというわけです。
こちらは2016年に出版された「矢吹申彦音楽図鑑」。
氏の手掛けた音楽系仕事がまとめられています。
そんなわけで、マイ音楽棚から矢吹さんの作品をかき集めてみました。
ユーミンの松任谷姓ものでは1番好きな「流線型’80」。
LPで使用されたのはイラスト全体の右半分だけだったようです。
知る人ぞ知るバンド「葡萄畑」の1stLP。
こちら高額盤につき、売却を考えたこともありましたが、
ジャケットが好きで思いとどまって、今も所有しています。
「ジャケ買い」ならぬ、「ジャケ売らず」。
いや、曲も好きなんですが。
ホーボーズコンサートというオムニバスライブ盤。
全部で7枚ある内の1枚だけ持っていました。
こういうシンプルな作品もかわいいです。
比較的最近のものにもありました。
私が敬愛してやまない作曲家、村井邦彦さんの作品集。
やはりCDサイズだと小さくて物足りない気がします。
たくさん持っている気でいたので、
そうだ、ネタ帳で紹介しようと思ったら
意外と持ってませんでした…。
開き直って、手薄だけど強引に記事にさせていただきました。
矢吹さんすいません、もっと集めます。