特撮タイムトラベル
おじさんが観たっていい
男の子ならだいたいの人が通るであろう戦隊ヒーローもの。
ゴレンジャーを第1弾とする「スーパー戦隊シリーズ」は
だいたい「〇〇レンジャー」や「〇〇マン」といった名前が相場ですが、
現在放送中の第46弾はその名も「ドンブラザーズ」。
ドンブラ、って桃太郎みたいな名前だなと思ったら、
本当に桃太郎のようで、主人公は「桃井タロウ」…。
一体どんな話なのか、ちょっと興味が湧きました。
私も幼少期、好きで何作品かは見ていたと思うのですが
話の内容など一切記憶になく、
変身グッズや武器、登場するロボットにしか興味がなかったのでしょう。
大人になってから見直した作品が2つあります。
ひとつがシリーズ15作目「鳥人戦隊ジェットマン」。
笑い飯の名作「鳥人」よりも遥か以前の「鳥人」(こちらは“ちょうじん”)。
我が家に「ジェットマン」とラベルに書かれたVHSがありましたので
間違いなく当時見ているはず。
この作品の特徴はなんといっても
「戦うトレンディドラマ」と形容される
複雑な人間関係、恋愛模様。
敵、味方を超え、さらにはロボットまで恋をします。
さらに、敵キャラが廃人と化す強烈なシーンなど
とても子供番組とは思えない作品で、
むしろ大人になってから見た方が面白いのでおススメです。
もうひとつがシリーズ17作目「五星戦隊ダイレンジャー」。
小さいころ、将来の夢にダイレンジャーと書いていたことがあったので
当時見ているはずですが、まったく記憶になく、
ちゃんと見たのは高校生の頃、入院中病院のテレビで。
アクションのカッコよさ、完成度の高さが取り上げられる作品ですが、
出てくる怪人(敵)は「墓石社長」「電話先生」「豆腐仙人」「鳥カゴ風来坊」など個性的なものばかり。
ときに敵とサッカーや野球で決着をつけたり、不思議な世界観の作品です。
そうかと思えば、人が泥人形となり崩れ去るシーンがあったり。
子ども時代にみていたらきっとトラウマになっていたでしょう。
こちらは現在Youtubeにて
毎週2話ずつ無料配信されていますので
是非ご覧になってみてください。
東映特撮YouTube Official
最後にダイレンジャーとの記念撮影でなぜか下唇を噛み締める30年前の私を。