特撮タイムトラベル
おじさんが観たっていい
男の子ならだいたいの人が通るであろう戦隊ヒーローもの。
ゴレンジャーを第1弾とする「スーパー戦隊シリーズ」は
だいたい「〇〇レンジャー」や「〇〇マン」といった名前が相場ですが、
現在放送中の第46弾はその名も「ドンブラザーズ」。
ドンブラ、って桃太郎みたいな名前だなと思ったら、
本当に桃太郎のようで、主人公は「桃井タロウ」…。
一体どんな話なのか、ちょっと興味が湧きました。
私も幼少期、好きで何作品かは見ていたと思うのですが
話の内容など一切記憶になく、
変身グッズや武器、登場するロボットにしか興味がなかったのでしょう。
大人になってから見直した作品が2つあります。
ひとつがシリーズ15作目「鳥人戦隊ジェットマン」。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/11/kmr_63_2.jpg)
笑い飯の名作「鳥人」よりも遥か以前の「鳥人」(こちらは“ちょうじん”)。
我が家に「ジェットマン」とラベルに書かれたVHSがありましたので
間違いなく当時見ているはず。
この作品の特徴はなんといっても
「戦うトレンディドラマ」と形容される
複雑な人間関係、恋愛模様。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/11/kmr_63_3.jpg)
敵、味方を超え、さらにはロボットまで恋をします。
さらに、敵キャラが廃人と化す強烈なシーンなど
とても子供番組とは思えない作品で、
むしろ大人になってから見た方が面白いのでおススメです。
もうひとつがシリーズ17作目「五星戦隊ダイレンジャー」。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/11/kmr_63_4.jpg)
小さいころ、将来の夢にダイレンジャーと書いていたことがあったので
当時見ているはずですが、まったく記憶になく、
ちゃんと見たのは高校生の頃、入院中病院のテレビで。
アクションのカッコよさ、完成度の高さが取り上げられる作品ですが、
出てくる怪人(敵)は「墓石社長」「電話先生」「豆腐仙人」「鳥カゴ風来坊」など個性的なものばかり。
ときに敵とサッカーや野球で決着をつけたり、不思議な世界観の作品です。
そうかと思えば、人が泥人形となり崩れ去るシーンがあったり。
子ども時代にみていたらきっとトラウマになっていたでしょう。
こちらは現在Youtubeにて
毎週2話ずつ無料配信されていますので
是非ご覧になってみてください。
東映特撮YouTube Official
最後にダイレンジャーとの記念撮影でなぜか下唇を噛み締める30年前の私を。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/11/kmr_63_5.jpg)