NAGEKI IN SUMMER
夏だ!海だ!タツローだ!
今年の個人的音楽ニュースといえば
山下達郎さんが11年ぶりにオリジナルアルバムを発表したことです。
当然、動く顔出しはありませんが、
テレビ、ラジオ、雑誌とかつてないほどの
メディアプロモーションが展開されました。
そしてコロナのためストップしていた全国ツアーが3年ぶりに再開。
とにかく氏のステージは圧巻の一言で、
衰え知らずの力強いボーカルやギターのカッティング、
凄腕揃いのバックメンバー、コンセプチュアルなステージセット、
すべてが最高で極上の時間。
映像のソフト化もないため、眼で楽しむにはライブへ足を運ぶしかありません。
大分公演はだいたいツアー1回置きのサイクルのため、
前回なかった分、今回はありました!グランシアタ!
願掛けで部屋にLPジャケットを壁掛けし、
祈る想いで当選発表を待ちましたが、
「先行」落選…、「一般」落選…、「キャンセル待ち」落選…。
完全に道は閉ざされました。
昨今の転売対策のため、入場時の本人確認が徹底されており、
当選しなければ、どう足掻いても観れない、というのが現実。
くだらない自慢ですが、
これだけ世の中がシティポップシティポップ騒ぐ以前、
2010年のツアーから大分公演は欠かすことなく参戦してきたのです。
実際のところ、今も昔もプレミアムチケットなのは変わらず、
正規ルートでは手に入らないこともしばしば。
2012年、当選漏れ。
定価の3倍ほど出して1階5列目をオークションで入手。
2016年、当選漏れ。
このツアーより入場時の本人確認が導入。
ただ、同伴者については申込者と同時に入ればいいというルールだったため、
売りに出された同伴枠をオークションで入手。
見ず知らずのおじさんと待ち合わせ入場。隣席で若干気まずくライブ堪能。
2018年、完全に申し込んだ本人しか入場できなくなりました。
この年の大分公演は偶然、私の誕生日。
そのパワーか自力当選!しましたが3階の後方に甘んじる結果に。
それでも大感動、いいバースデーになりました。
2019年、大分がないときは福岡へ行けばいいじゃないかと
遅まきに気づいて応募、当選!
そして、2022年。
大分はダメだったけど保険で応募していた福岡は当選!
したけど、また3階…。ついているのか、ついてないのか…。
いよいよ行けるぞ!と思いきや、バンドメンバーの方にコロナ陽性が…。
福岡前週の東京中野サンプラザ公演が開催見送りとなり、
これを書いている今もまさに、今週の福岡も…という状況でしたが、一応開催決定の知らせが届きました。
しかし、当日まで油断はできません。
大分当選してたら、こんな想いもしなかったのに…。
転売禁止はごもっともですが、
金さえ積めば観れるという切り札は残しておいてほしいものです。