さよならエイプ大作戦(完結編)
2022GWの別れ
昨年、二輪免許を取得し
長年お世話になった原付「エイプ」を卒業したわけですが、
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/05/kmr_39_2-1.jpg)
R社でニューバイクを購入した際、
無料で引き取ってくれそうだったのを拒み、
多少なりお金になるのではないかと思い、
乗り換え後も所有していたのです。
が、もう乗らないだろうと、
このGWを使って完全に手放すことにしました。
業界王手B社のサイトから査定申し込み。
その日のうちに電話が。
「ちょうどバイクの需要が増えてくる時期で…」
「エイプ50は人気車種ですので…」
「その車台番号ですとMAX15万円…」
以前にこのエイプについては
駐輪場で勝手に査定されており、
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2020/06/kmr_3_1.jpg)
1万円の値がつけられていたわけで、
古いうえに状態もよくはないですが、
まだバリバリ動くし、もしや今なら3~5万円ほどいけるんじゃないかと
期待せずにはいられなくなります。
展開早く、翌々日には爽やかなお兄さんが、
わざわざ北九州から来てくれました。
期待しながら見守る中、お兄さんから発せられたのは
「こちらは現状販売で買われましたか?」
要は整備されたうえで売られていたものではないですね?と。
若干雲行きが怪しいような。
(5万円は無理か…)
「なにか大きな事故に遭われましたか?」
車に突っ込まれたりしない限り
破損しない箇所が破損しているとのこと。
軽い転倒くらいで事故という事故はしていないのに。
(3万円も無理か…)
「現状では取り扱えない状態ですね」
(せめて1万円…)
「まぁ海外だったらギリ…」
(5000円でもいい…)
「部品を取るにも正直どこも…」
(まさか…)
査定の結果
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/05/kmr_45_2-1-1024x436.jpg)
お兄さんの憶測ではありますが、
私が長年親しんだエイプは、
大事故によりあらゆる部品を取り換えて
あたかも新車然として売られていたけど、
取り換えにコストと手間のかかる1箇所だけは手を付けずに売られていた
当時の規制でギリセーフ?今ならアウトの闇バイク。
もうマイナスだろうが手放すことにしました。
いよいよお別れです。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2022/05/kmr_45_3.jpg)
8年行動をともにした愛着あるエイプに
野口英世が5人乗りで去っていきました。
もはやエイプというより、英世たちとの別れ。
乗り換えの際に無料で手放していれば…。
人間、欲をかいてはいけませんね。