そして、バトンは渡された
血の繋がりと積み重ねた日々
今回は上映中の映画について。
本屋大賞2019を受賞した瀬尾まいこ原作の「そしてバトンは渡された」。
以前別の映画を観に行ったときに予告編を観て、その日のうちに原作書籍を購入し、予習ばっちりで臨みました。
https://wwws.warnerbros.co.jp/soshitebaton-movie/
17年間で4回名字が変わった。でもいつも愛されていた。父親が3人母親が2人。
これだけ聞くと複雑な生い立ちを想像し、同情を煽られる悲劇かと思いきや、登場人物は全員穏やかでいい人ばかり。母親を演じる石原さとみが、あまりにも自由奔放で無責任とも思える人物像なのに、実はこれには深い秘密が隠されている・・・といったミステリアス要素も含む内容の物語なのです。
この映画、母と息子と私の3世代で観ましたが、3人共に号泣。
そうか、中学生男子の心にもちゃんと響くんだ、と息子の情緒成長にも感心。
血は水よりも濃し という諺がありますが、果たして本当にそうだろうかと考えさせられ、側に居てくれる身近な人たちへの感謝も忘れないようにしようと思った一日でした。
そしてなんとも思っていなかった永野芽郁ちゃんを好きになりました。