旅立ちの日に
出会いは突然に…
今回お話しするのは私の家で一緒に生活している猫、そして保護猫についてです。
▲くぅーちゃん♂ 1歳5ヶ月
顔以外のお触りがNGな気難しい子ですが、楽しく過ごしておりました。
そんなある日、くぅーちゃんとの日課でもある庭観察をするため
扉を網戸にすると、
幼き子猫が網戸を突き破ろうかという勢いでコチラに体当たりをしてきたのです。
▲渾身の一撃をくり出すクロちゃん♂(仮名)
そのあまりの勢いに押され保護することになりました。
その後、くぅーちゃんとの相性があまり良くない事もあり、里親を募集する事に。
募集し3週間ほどで無事、里親も決まるという幸運の持ち主なクロちゃん。:..。o○☆ *:..。o○☆ *
(黒猫は本来、里親が決まりづらい傾向あり)
ですがこのクロちゃん、ねこには珍しいある特徴がありました。
異臭は突然に…
犬と生活された事がある方は分かるかもしれませんが、犬や猫には肛門線と言うものがあります。
その名の通り、肛門の横に穴がありそこには悪臭がする分泌液が入っています。
例えるならばスカンクのガスのようなものです。言い表す事の出来ない強烈な匂いで、
ものにつくとその匂いは中々落ちません。本来なら排便などとともに排出されるもので病気ではありませんよ!
ですがそちらをクロちゃんはテンションが上がると噴出してしまうという特徴が…。
▲ゴロゴロと喉を鳴らしながら、ご機嫌に匂い中のクロちゃん
上記の通り、以前から黒猫は里親が決まりづらいと言う事を聞いていましたので、
このマイナスポイントはまずいなと感じていました。
とは言うものの、性格も甘えん坊で体調としましても元気そのものでしたので、うちで少し様子を見る事になりました。
その間に病院に行き、先生にご提案いただいた肛門線を絞ったところ、徐々に臭わなくなっていき、
なんとお別れする3週間前には全く臭わなくなったのです!!
なのでスケジュール通りの譲歩が実現しました!
▲元気に喜ぶクロちゃん
別れは必然に…
一緒に暮らす中で仲良くなっていたので、お別れの瞬間はとても悲しくもありましたが、晴れやかな気持ちで送り出すことができました。
▲別れ際が一番美しいクロちゃん
そして里親になってくださった方からちょうど
1週間前に現在のクロちゃんの写真が送られてきました。
仮名だったクロちゃんですが、瞳がオレンジの黒猫と言う事で「うに」と言う名前になったようです。
性格はトゲトゲしておらず、同居うさぎとも上手く一緒に生活できているようですね。
ではでは、色々と大変な事もありましたが、これからのうにちゃんに幸多からんことを!
P.S…
最近話題の三点リーダーについてですが、頻繁に文末などに「…」を使用する事を
三点リーダー症候群と言うそうですね。
今回の記事で私がこれ見よがしに使ってしまっている事が発覚しました…。