キスカデザイン KTM DUKE
世界のキスカデザイン、かっこいいバイクたち
そもそもKTM DUKEいいなと思ったのは
見た目。
細部までかっこいい形、
そして、かっこいい配色、色。
以上。
大型バイクのSUPER DUKEもかっこいい。
SMALL DUKEとは一味違うカッコよさ。
とにかく全部かっこいい。
これをデザインしているのが
「キスカデザイン(KISKAデザイン」です。
オーストリアのデザイン会社で
スキー板や工作機械、飲料水のボトル、シューズ等のデザインを手がけており、
KTMだけでなくハスクバーナのデザインもキスカである。
ハスクバーナ(Husqvarna Motorcycles)、超かっこいい。
KTMとは違う路線だけれどオリジナリティあふれるデザイン。洒落バイク。
スウェーデン発祥の世界最古のモーターサイクルメーカーで、
現在はKTMの傘下に入っており、エンジンはKTMのものを使っているみたいです。
さて、いろいろ調べていて代表キスカさんのインタビュー記事を読んだ。
KTMが新たなバイクを造るときは、キスカがコンセプト作りに参加する。
さらにKTMのマシンとして満足いくパフォーマンスを発揮するさまざまな部品にまでデザイン感覚を働かせながら、KTMと共同作業で開発を行っていくらしい。
なぜそんなことができるのか。
キスカさんもバイク好きみたい。
キスカさんは13歳からバイクに乗っており
19歳で古いバイクを購入、自分で整備することでバイクのパーツのほとんどを理解したそう。
キスカさんがKTMデザインを手がけるようになったきっかけはコンペだったそうで
1991年以来ずっと担当。
KTMと仕事をするようになってから、KTMの社長はキスカサンにKTMの世界チャンピオンからバイクのトレーニングを受けさせたそうです。
これでKTMらしさも身につけたんですね。
SMALL DUKEシリーズは数多くデザインしてきたバイクの中でも、若い人達にモーターサイクルの楽しさを再確認してもらうことをポイントに作ったそう。
若い人が手に入れやすい、つまりコストに神経を使ったそうです。でも安くてかっこいいだけではダメ。ということで、
機能的なKTMらしさを出すことを念頭に作られています。
このインタビューで印象に残ったのは
「品質、時間、コストを3つを秤にかけながらベストに近づけていく、安いから我慢してもらう、それは後々その人たちはKTMから離れてしまう」という言葉。
私もキスカさんなどには到底及ばないですが、
同じような状況で物づくりをしていて、デザインをする人間には付き纏う課題なのかなと思った。
こんなに凄い人も、この基本的なところにまず頭を悩ませながら、その中で最上級の物作りをしているのですね。
3つを考えながらどうオリジナリティを出すのか考える過程に面白さがデザインにはあるのかなと感じます。
引用:http://www.ktm-japan.co.jp/ktm-orange-blog/?p=3763