母と娘のドタバタ劇

YASUDA

in 美術館編

3歳になり、ある程度いろんな場所にお出かけできるようになってきた娘。そろそろ「ママ×娘の美術館デート」的な、ママ向けおしゃれ雑誌で特集されているキラキラママの週末が過ごせるんじゃないかと思い、挑戦してみました。

ちょうど大分県立美術館OPAMで見たい展示会が開催されていたので一緒に行ってきました。

MANGA都市 TOKYO」

国立新美術館が2018年パリで開催した「MANGA⇔TOKYO」展が大分へ!日本のマンガ、アニメ、ゲーム、特撮作品を、大都市・東京を軸に紹介される展示会です。エヴァンゲリオンやAKIRA、ゴジラをはじめ、今も多くのファンに親しまれている約90タイトルが展示されていました。

胸を踊らせながら会場の中を進み、15分が経った頃…、「ママ抱っこ!」「ちかれた(疲れた)」「ごはん食べたい(泣)」のオンパレード。

…超急ぎ足で見て、レストランにかけこみました。

「特別展 りぼん」

1993年末に最高発行部数255万部を記録した乙女のバイブル「りぼん」。

「久しぶり。元気にしてた?」をメインコピーに、当時の人気作家11人・16作品を紹介し、名シーン原画や、当時のふろくの紹介、特別グッズが販売されていました。

「ママレード・ボーイ」に「天使なんかじゃない」をはじめとする名作ぞろいの「りぼん」で恋を知り、友情を学びました。

少女時代の甘酸っぱい記憶を呼び覚まし、胸をときめかせながら見ていましたが、娘は食後の眠気でぐずりはじめ、抱っこしながら寝始める始末。

15kgの娘を抱っこしながら、急いで展示会場を見て回り、汗だくで会場をあとにしました。美術館デートならぬ、美術館で筋トレ。

「現代日本のパッケージ2020」

「おおいたデザイン・エイド2020 パッケージデザインコンテスト」に伴い、人気商品のラベルの変遷がパネルで紹介されている展覧会です。

今回は、これまでの反省をふまえ、事前にしっかりと娘のお腹を満たし、睡眠も取らせ、万全の体制で臨みました。

ゆっくり見れるかなーと思いきや、OPAMの透明のエレベーターに夢中になり、1階と3階を何度も行き来する始末。今回も5分ほどチラッと見ただけに終わりました…。

娘との美術館デートは難しいようなので、次回は「母娘のおそろコーデはここのブランドで決まり」的な、素敵親子を目指し、1日ショッピングに挑戦しようと思っています(たぶん今回と同じ結果になりそうな予感)。


ちなみに…娘が唯一テンションが上った展示は、MANGA都市TOKYO内の「龍が如く」の展示。

街の映像をひととおり楽しむと、主人公・桐生一馬のイラストを指差し、「あー!パパと一緒―!!(パパのゲームと一緒!の意)」と会場に響き渡る声で叫び、周囲のお客さんをギョッとさせていました。

「パパの好きなゲームと一緒だねー」とフォローしつつ、娘をかついで小走りで立ち去りました。

あのとき会場にいた皆さん、うちのパパはカタギです。