十年前、高校生だった頃の課題を発掘
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ツルハシ
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思い出と黒歴史のボーダーライン
最近、自宅のパソコンのデータを整理していたら、
高校生の頃に課題で取り組んだ作品を見つけました。
おおよそ十年前…
恥ずかしくて目も当てられないかと思いきや、
そういえば当時は大真面目に取り組んでいた思い出が蘇ってきました。
しんどいけど楽しかった記憶
高校3年生のゴールデンウィークにドローイングの課題が出ました。
条件は下記の3つ。
- 人体もしくは動物をモチーフにすること
- 手書きまたはフォトショップで描く
- 30枚描いて冊子にまとめて提出
学年が上がって授業ではiMacで
フォトショップやイラストレーターを使い始めたばかりでした。
不慣れな操作に少しでも早く慣れたくて、
あえてフォトショップで課題に挑むことに決めました。
手探り状態で操作するフォトショップ
ブラシツールと消しゴムツールを駆使して、
右手でマウスを握りしめ、左手を描き始めました。
数枚手を描いてみるもののいまいちしっくりこず、
モチーフを動物に切り替えたことで、
創作意欲に一気に拍車がかかります。
夢中になりすぎて読書感想文をサボる
動物モチーフにどハマりして、
動物図鑑をどんどんめくり、量産が始まりました。
ドローイングに熱中するあまり
もう一つの課題だった読書感想文が間に合わず、
罪悪感が今でも尾を引いています。
先生、申し訳ありませんでした。
なにごともバランスが大事だと痛感しました。
出力してA4ファイルにまとめて提出した後は
廊下の長机の上でしばらく展示されたので、
クラスメイトからちらほら反響があったのが
とても印象に残っています。
人生のターニングポイント?
今振り返るとこの時の課題に必死に取り組んだ経験が、
いまの仕事に興味を持ったきっかけになった気がします。
この頃の私は、まさか自分が将来デザイナーの職業に就くとは思っていませんでした。
10年前のあの大型連休がターニングポイントだったかもしれないと思う今日この頃です。