その名も「ポポー」

Haruka

その正体とは…

ポポーという植物をご存知でしょうか?今では見かける機会が少なくなってしまいましたが、
1940年代までは日本でもポピュラーな果物だったそうです。

果肉には強い甘みがあり、「森のカスタードクリーム」と呼ばれるほどだとか。
しかも果実には卵10個分のエネルギーがあるとされるほど、栄養が豊富に含まれています。
ではなぜ市場に出回らなくなったかというと、実が熟してから7日ほどしか日持ちしないため、
「幻の果実」と呼ばれているそうです。

なぜ急にポポーの話かというと、ふと立ち寄った市場でその今は見慣れぬ
「ポポー」なる果実を手に入れたからです。

皆さんはみたことのない食べ物を見かけたら、取り敢えず試してみる派ですか?
それとも堅実にスルー?
自分は食べてみたいという誘惑に勝てずに買ってしまう派です!

それでは早速、食べてみたいと思います。

実際のポポーはこちら。

見た目はアケビのようです。

断面図はこんな感じ。

匂いはバナナからクセを抜いたような芳醇な香りです。

それではいざ、実食!🍽

熟れていそうなものを切りましたが、食べがある関係で綺麗に切ることを断念し、このままいただくことにしました。

肝心の味はねっとりとした柿に近い食感です。
味はマンゴーとバナナとパイナップルを足して割ったような味をしています。
甘味は強く、酸味は甘さに隠れてほとんど感じられません。
万人に愛させるかは分かりませんが、さまざまなフルーツがミックスしたような
面白い果物でした。🥭

やはり、新しい果実との出会いはなんだかワクワクしますね!
皆さんも何か物珍しいものを目にした際はぜひ、お手に取ってみてください。
思わぬ出会いがあるかもしれません。