合言葉は、なんだかいい気分。

敷嶋 仁美

明けましておめでとうございます

皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1年の振り返りと新しい1年の目標みたいなものを見つけるため、
ネタ帳を活用させてもらってます。



     

シンプルは最強


普段はサブスクで映画やドラマを楽しむのですが、2024年は、知人から爆推しいただいた「ロボット・ドリームズ」を映画館に観に行きました。アニメは好きですが、無声アニメーションとのことで少しの不安を抱えながら着座。

アース・ウインド&ファイアーの名曲「セプテンバー」が印象的で軽快ながらもジ~ンとくる。12月に思い出を振り返る歌ですが、まさに映画の世界観にジャストフィット。102分という限られた時間の中で、四季の移り変わりとともに想い出がひとつ、またひとつと積もってゆく、グッとギュッとくる演出でした。私は、ロボット側に感情移入したのですが、ドッグの行動や気持ちにも共感。
喋らずとも理解しあえる。いや、理解できる。そんな素敵な映画でした。
ゴジラやジブリ、新海誠監督作品など写実性やテクニカルの高い作品が注目される中、とってもシンプルなタッチで表情豊かに表現されているクリエイティブが世界で賞賛されていることにも、感動。捨てたもんじゃない。と。

    

    

フィーリンググッドな日々を


年末にそんな特別な時間を過ごした私ですが、ルーティンは外せない。
ということで、同じ匂いのする映画、ヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS(パーフェクトデイズ)」をアマプラで鑑賞。この映画も言葉よりも雰囲気で語る映画。「ロボット・ドリームズ」が観るきっかけをくれた気がします。

役所広司さんが演じる平山のある数日間がリアルサイズで描かれた美しい映画でした。ルーティンのように見えるけれど日々に刺激や感情を揺さぶることが静かに起こっている、新しい日々の連続。
自分自身に置き換えれば。「おはよう」と挨拶するいつものメンバーや「疲れたね」と語れる同志、おやつを欲しがる猫…。日々のルーティンがある幸せな人生に感謝し、刺激と心を揺さぶるさまざまなコトに敬意を表したい。と、思った次第です。
やはり大きく心を動かされたのは、音楽。アニマルズの「House of the Rising Sun(朝日のあたる家)」から始まり、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドにパティスミス、ルーリード、ストーンズ、キンクスとイギリスからニューヨークまで、印象的な楽曲が盛り沢山とあって、まさにパーフェクトミュージック。

なかでもニーナシモンの「Feeling Good」がトドメを…

私の2025年の目標とやらが決まった気がします。

It’s a new dawn
(夜が明けるの)
It’s a new day
(新しい日が始まる)
It’s a new life
(新しい人生よ!)
For me
(私の為の)
And I’m feeling good
(最高の気分)

「For me」は私にとって「For us」でもあるのですが、フィーリンググッドなパーフェクトデイズをおくれるよう、今年も走り抜けたいと思います。

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。
フィーリンググッドなデザインと本年は、新しいフィールド(こちらはcoming soon!)をお届けいたします。

追伸
オアシス再結成したね!(2024ネタ帳参照)