赤く照らせ!
レーザーポインターの想ひ出。
先日、仕事でレーザーポインターが必要になり、
Amazonで探したのですが、
いつしかレーザーポインターは
プレゼン資料のスライドを
進めたり戻したりできる代物になっていたのですね。
レーザーポインターといえば、
私が小学6年生の頃に
ちょっとしたブームになったことを思い出しました。
近所(といっても小学生が出かけるには遠方)の
レンタルビデオ店に設置されたガチャガチャに
キーホルダーサイズのレーザーポインターが当たる台がありました。
いち早く入手したクラスメイトが学校に持ち込み、
その小さなフォルムと体育館の端から端まで届く
光のパワーに魅せられたのでした。
それが欲しくてたまらなくなった少年時代の私は
小銭が貯まる度にそのレンタルビデオ店に赴き、
ガチャガチャと回し続けました。
小さなライトや録音機など、男の子にとって堪らないを当たりを擁した
子ども心を擽りまくるガチャガチャが当時はよくあったように思います。
何百円、何千円つぎこんだかわかりませんが、
とうとう私は当たりを出すことは叶いませんでした。
気づけば家には、遊び方もよくわからない、
原価10円もしないのではないかと思われる
謎のハズレガラクタおもちゃが溢れかえっていました。
もう絶望しかありませんでしたが、
私はその後、福岡のショッピングモールで
普通に売られているレーザーポインターに偶然遭遇し、
無事に入手することができ、
無意味にいろんな場所を赤く照らすことに成功。
やっぱり都会は違うなと感じたものです。
ちなみにレーザーポインター先駆者のクラスメイトは
卒業式の練習中に体育館を赤く照らしまくった結果、
先生に没収されてしまうのでした。
当時は正しい用途も知らず、
ただ遠くに赤い点を映し出し
動かして楽しむだけのおもちゃでしたが、
この度、便利なビジネスアイテムとなったレーザーポインターと再会し
小6の童心に帰ることができました。
ありがとう、レーザーポインター。
ありがとう、ウイスキー&クリエイティブ。