涙の機種変更
心奪うプロダクトデザイン
この度、スマホを機種変更しました。
ごくごく日常的な話ですが、
社内的にはちょっとしたニュースです。
どこにいても圏外なことが多かったり、
LINEの受信が人より遅かったりで、
そういったことがある度
「もう変えなさい」と諭され続けてきましたが、
私はその忠告には一切聞く耳を持ちませんでした。
しかし昨年、古すぎてLINEが起動不可に。
解決策として見つけ出した
軽量版の「LINE Lite」もこの度ついにサービス終了…。
ここらで観念、6年ぶりの機種変更をすることにしました。
これまで拒み続けてきた理由としましては、
単純に面倒くさいというのもありましたが、
それ以上に、使っている機種の
デザインが好きだったからです。
これまで使っていたスマホは、
「INFOBAR A01」→「INFOBAR A03」とINFOBARオンリー。
iPhoneが素晴らしいのはわかっているのですが、
天邪鬼の私はiPhoneを持つ気はないのです。
INFOBARのプロダクトデザインこそが私にとっては至高。
スマホはどれも似たり寄ったりに見えるのですが、
INFOBARシリーズは配色も美しく、
見た目の個性があり、スタイリッシュ。
思わず携帯したくなるケータイなのです。
デザインはガラケー時代より、深澤直人さんが手掛けてきました。
深澤直人さんは日本を代表するプロダクトデザイナーで、
インテリアや家電、日用品など
さまざまなものをカタチからデザインしており、
その作品はいつも納得や驚き、ユーモアを与えてくれます。
換気扇のような壁掛けCDプレイヤーや、
タイルに溶け込むタオル。
十二角形のガラスをした腕時計、A4サイズの照明。
底面が上履きのキャンパスバッグ、
一輪挿しを花束にする花瓶、なんてものも。
これは私物ですが、何の気なしに買っていたヒーターも
深澤直人さんのデザインでした。
INFOBARがない以上、次は何にしようか…。
ミニサイズ希望ですが、現在の機種はどれも大き目。
ここではじめて「iPhone mini」に気持ちがいきかけましたが我慢。
思いきって超小型スマホ「Palm Phone」も考えましたが、不安も多そうで断念。
結果、はじめてINFOBAR以外から選んだスマホは、
Galaxy Z Flip3 5G SCG12。
便利かどうかは置いておいて、
折りたためばミニサイズ、という個性が決め手です。