世界一甘いお菓子?「○○○○○」
甘さという暴力
甘いもの
2月・3月はバレンタインとホワイトデーの影響もあり、甘いものを目にする機会が多くありました。
日本人からするとアメリカなど海外のスイーツは甘すぎると言う印象の方も多いかと思います。
ですが私の家は代々甘党家系でしたので、珍しいスイーツなどを目にすると試してみる事にしています。
そして今回はそんな私が身震いするほど甘かった「グラブジャムン」についてご紹介いたします。
その名も「グラブジャムン」!
画像: フリー百科事典『ウィキペディア』(Wikipedia)より引用
グラブジャムンとは小麦粉と砂糖で生地をつくり、丸く成形した後に油で揚げ、さらにその後シロップに漬け込み、
中までシロップをしっかりと染み込ませます。
ですがシロップの甘さだけではなく、スパイスのカルダモンの風味を利かせ、
更にバラの蒸留液であるローズウォーターも使用するのだとか。
その事により単なる甘いお菓子ではない特徴があります。
ちなみのこちら面白い事にインドで愛されているお菓子ですが、
発祥はギリシャの「ルクマデス」というお菓子でもあると言われています。
ルクマデスの場合はシロップで漬けする事はなく、そのまま蜂蜜やシナモンをかけて食べるようです。
その味は…!!
そして本題の味ですが、情け容赦のない甘さと言いますか、激辛料理も太刀打ちできないような甘さでした。
食べた瞬間も甘いのですが、噛めば噛むほど更に甘さを感じます。
飲み込む際は脳に甘さが響くほどでした。これぞ究極の甘党スイーツ!
(温めるとスパイスの香りを更に感じることができます。個人的には温めた方が食べやすかったです。)
画像:amazon公式より引用
アマゾンでも購入可能です、ご興味がある方は是非!
ネーミングについて考える
contに入社してからは特になぜその名前(ネーミング)になったのかという事が気になるようになりました。
今回の「グラブジャムン」ですと「グラブ」は(花の水=ローズウォーター)で「ジャムン」は丸いプラムのような果実のことだそうです。形が似ていることから、この名前がつけられているそうです。
もう1つの甘いお菓子の語源
画像:BASE Mag. by dhemo(けも)より引用
「シュバキア」のレシピ詳しく解説してくださっています。是非作ってみてください。
今回「グラブジャムン」について色々と知った事で、以前、旅行好きな友人に聞いたことについて思い出しました。
「シュバキア」もモロッコでは「グラブジャムン」に引けを取らない甘いお菓子として有名です。
日本のかりんとうに似ているそうで、生地を揚げた後に蜜をたっぷりとかけて食べるそうです。
モロッコですと「シュバキア」には網状の〜という語源の「くねくね」や「くにゃくにゃ」と言う意味があるそうですが、
モロッコが以前フランス領だった事もあり、フランスでは「はちみつ風、砂のバラ(roses de sable au miel) 」
なんてオシャレな名前に変身するそうです!場所が変われば名前も当然のように変わりますし、それが面白いですね。
世の中にはまだまだ知らないものや出会っていないものが数えきれないほどあります。
現段階では県内・県外ともに旅行にいく事は難しい状況ですが、
今の世の中には通販と言うものもありますし、いつの日か本場の味を味わう事を夢見ながら、
今日もネット通販の波に乗って参ります。