箱いっぱいの珍品と対峙した話
底辺Youtuber、開封の儀
先日、久しぶりに届くのが楽しみで仕方ない買い物をしました。
ソノシート150枚箱買いです。
以前にも紹介しました「CMソングのど自慢」の66年大会のソノシート。
大量の出品画像の中から小さく1枚写っているのを見つけ、落札したのです。
日々のレコードパトロールに余念がない私ですが、
これを目ざとく見つけた自分自身に感心してしまいました。
1/150の目当てであるソノシートはジャケットからは収録曲が判別できず
最悪、すでに入手済みのものの可能性もありましたが、
私が持っている66年ものは僅か1枚だけ。
出品者の方に敢えて質問せず、中身は届いてからのお楽しみとしました。
いざ商品が届き、150枚を超えるソノシートを漁ります。
気分はYoutuberです。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2020/10/kmr_14_2.jpg)
ソノシートというのはオマケ、ノベルティ的な要素が強く
本当に色々なものが存在します。
例えばオリンピック。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2020/10/kmr_14_3.jpg)
残念ながら今年は開催されませんでしたが、
こちらは1964年の東京オリンピックの記念品たち。
開会式や競技の実況などが収録されています。
来年こそはリアルタイムで味わいたいですね。
例えば事件記録。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2020/10/kmr_14_4.jpg)
あさま山荘事件の記録もの。
犯人の母親による説得の様子など
緊迫した状況が克明に記録されています。
例えば社歌。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2020/10/kmr_14_6.jpg)
多種多様な企業の勇ましい社歌が収録されています。
こちらは社歌というより企業イメージソングですが、
「三和銀行(現・三菱UFJ銀行)」の「クローバーのうた」(写真右)。
銀行なので朗らかでアットホームな曲でしたが、
1番の歌詞では「パパがタバコをふかす」。
2番が「ママがケーキをつくる」、3番が「妹が花を摘む」という内容。
1番だけ明らかに浮いた、現代ならまずありえない横並び。時代ですね。
例えば校歌。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2020/10/kmr_14_5.jpg)
こちらは「卒業生諸君へ」と銘打たれた記念品で、
校歌はもちろんのこと、ありがたい校長先生の話が長々と収録されています。
途中噛んだりもしていましたが、録り直していないところが逆に好感です。
他にも着物の着付けレクチャーや、地方の盆踊り解説など様々で
なかなか楽しい時間を過ごせましたので、
また面白そうな箱売りがあれば買ってみようかと思います。
ちなみに肝心のお目当てCMソングは、
まさかの手持ち丸かぶりでした。何という確率…。
![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2020/10/kmr_14_7.jpg)