バズる広告、人に愛される広告の実態
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ぬーさん
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斜め上の発想
7年前の2013年、大阪のとある商店街のポスターが話題になっていたことをご存知の方は多いのではないでしょうか。
私の好きな広告のひとつを今日はご紹介していきます。
はよ作ってや。死ぬで
みなさんもどこかで見たことあるんじゃないかと思われる、この広告。
悲しいことにこちらの漬け物屋さんは閉店してしまっているのが、よく見たら分かりますね。
実はこの漬け物屋さんのポスター、まだまだバリエーションがあり、それがまた私は好きなのです。
例えばこちら、
苦労されてきたのでしょう。
コピーにしみじみしてしまいます。
そもそもこのポスター、何故作られたのかというと、最初は電通関西支社のコピーライターさんが町おこしに関わっていたときに「それぞれのお店のポスター作ったらお店のためになるんちゃうの!」「若手がポスター作ったら勉強になるんちゃうの!」と思ったとか。
そもそも教育係だった方のようで、常に若手のことを考えていたのでしょうか…。
研修の一環として「ポスター展」としてお披露目したとか。
商工会議所の方が紹介して、そこから「うちもやりたい」と手を挙げた商店街の方たち。
そこから生まれたのがバズりにバズった「文の里商店街」のポスターでした。
「文の里商店街」の時は、若手のコピーライターとデザイナーさん合わせて総勢60名ほどが参加したとのことです。
こちらのポスター、テレビや新聞など30を超えるメディアに掲載したらしく。
広告費換算で3億円超のPR効果が出たと分析されているそうです。
小さな商店街から生まれた、クスッとできて、ちょっと色気のある広告がこんなことになるとは。
ちょっと元気がない時、ちょっと笑いたい時、おすすめです。