好きです、地図。

YASUDA

はい、地〜図!

実は私、暇さえあればGoogleマップを眺めているぐらい地図が大好きです。
携帯にも地図アプリが3〜4個入っていて、目的に応じて使い分けています。
仕事でも地図をつくったり、チェックしたりすることも多く、密かに幸せを感じています。
今回は、チラシや雑誌に欠かせない地図の話を少々。

方向オンチは治せる!

世界で最も地図を読む能力が高いのは、ロンドンのタクシードライバーと言われています。

ロンドンの街なかは迷路のように道路が入り組んでいて、さらに約2万5000もの通りの名前や観光名所、施設を覚えることが求められます(ちなみに、タクシードライバーになるための試験は世界一難しい試験とも言われ、合格までには平均4年かかるらしい…)。

そんなロンドンのタクシードライバー、脳の記憶を司る海馬が大きいことがわかり、さらに経験の長い人の方が海馬の大きさが大きいそう。
…つまり、地図を読む能力は鍛えられるということらしいです。

今回は、道を覚えて地図に強くなるコツをちょっぴりご紹介。

1、自分の通った道をとにかく復習する
曲がり角や道沿いのお店を意識してみるのはもちろんですが、紙の地図の通った道を蛍光マーカーでラインを引いて、経路やランドマークや復習してください。Googleマップで復習してみるだけでも全然違うはず。実際に地図を書いてみるのもおすすめだそうですよ。

2、行きと帰りは違う道をつかう
行きと帰りに同じ道を通るよりも、あえて違う道を選んで、新しい道の情報を入れるようにしてみてください。

3、方向音痴だという意識をなくす
「自分=方向音痴」とラベル付けをしてしまうことによって、その能力が低下してしまうらしい…。その意識をなくすことからスタートさせてみてください。

地図をつくるときは…

んなこといったって、そんな余裕なんてないわー!っていう人もいるはず。
地図をつくるときには次の3つに気をつけるだけで、わかりやすい地図に早変わりしますよ。

●起点を決める
目的地を起点にしてマップをつくるのではなく、「最寄駅は?」「使う交通手段は?」などお客さんはどこからやってくるのかを考えましょう。

●どのルートを使う?
たとえ近道であっても分かりにくかったり、狭すぎて車で来づらかったりする場合もあります。「最短ルートで!」ではなく、誰にでも分かりやすい道を想定しましょう。

ランドマークもぬかりなく
コンビニや公共施設、学校や公園など、道のランドマークも重要。特に、曲がり角のランドマークや交差点の名前は、意識して点打ちするようにしましょう。

目指せ方向オンチ卒業!

マップを作る際、一番大切なのは「地図をつかうひとの立場になる」ということ。当たり前のことだけど、ちょっと意識して作ってみると、きっとわかりやすい地図になるはずですよ。