苦労を笑い飛ばせるようになりたい
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ツルハシ
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「#クリエイターよくわからん指示選手権」
#クリエイターよくわからん指示選手権
— 荒木 大地|Daichi Araki (@d_arakii) January 28, 2020
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_人人人人_
> 立体 <
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2020年1月末にTwitterでハッシュタグ
「クリエイターよくわからん指示選手権」が
トレンド入りするほど盛り上がっていました。
クライアントのご要望を理解したいのだけれど
「よくわからん」状態に陥ってしまったクリエイターのみなさん。
数々のエピソードが注目を集めました。
理解したい…!けど、「よくわからん」。
葛藤するクリエイターのみなさん
イラストレーターさんから立体作家さんまで
あらゆるジャンルで活躍する方達の投稿が飛び交っておりました。
あるあるネタが次々と投稿されクリエイター同士の共感を呼ぶなかで、
そこでふと、苦労話をこんな風に笑い話へと昇華できるのは
難しいことのように思えてきたのです。
そもそもクライアント様の代理で表現させていただくことを生業としていますので、
ご要望を読み解いてよく理解することこそが重要なプロセスの一つです。
そこでもし歩み寄らずに「よくわからん」からとそのまま放り投げてしまっては、
そもそも笑い話にできません。
苦労を笑い飛ばせるのは、
真摯に受け止めて精一杯努力した人だけの特権だと思ったのです。
そしてもちろん、クライアント様は「よくわからん指示」をわざと出して、
我々クリエイターを困らせてやろうとか、
ノイローゼにしてやろうと悪巧みしているわけではありません。
この「よくわからん指示」こそが、一緒に良いものを作りたいんだという
熱意の裏返しなんだと私は思っています。
「よくわからん指示」の熱量に応えるクリエイターになりたいと思う今日この頃です。