木村裕一作「あらしのよるに」
児童書のオトナ読み、オススメです。
随分前になりますが、息子の夏休みの難関課題である読書感想文で挑戦した作品、木村裕一作の「あらしのよるに」。 この作品は2015年に歌舞伎作品として、アニメでも声優を務めた中村獅童が主人公を演じることで改めて話題になりました。
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我が家では読書感想文は親子それぞれ1本ずつ制作し、それをお互いに読んでディスカッションしながら完成させます。(なんか、面白いやり方でもやらないといつまで経っても終わらないから・・・)
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これ、子供が書くと「欲望と友情」とかがテーマになるんでしょうけど、大人が改めて読むと深い・・・個と組織、偏見と差別、対立と共存・・・いくつもの、実に難問を発見します。
子供のようにピュアな心では読めなくなった反面、現実の社会問題や自分をとりまく人間環境などに置き換えて想像する。児童書を改めて深読みし、あらゆる方面に掘り下げることで新しい気付きを与えてもらいました。
ま、その後書籍は追いやられ、マンガの山が鎮座しておりますが・・・
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