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メンバーチェンジやコロナ禍をきっかけに「新しいContのスタイル」を確立すべく、心機一転3度目の引っ越しを決意した2021年の初夏。

「思い立ったが吉日!」と言わんばかりに、そこから府内町や中央町を中心に新オフィスを探し始めた。府内の事務所よりも少しコンパクトな現在の竹町のオフィスを紹介してもらい、いざ引っ越し開始!

通常業務をしながらの引っ越し作業は、思っていた以上にハードだった。ダンボールにまみれながらの打ち合わせやミーティング、スタッフ5人がかりの河野所蔵の本棚やレコードの移動…引っ越しを通して絆が深まったようなそうじゃないような…。 (Cont引っ越しプロジェクトの全貌はこちらから



なんとか無事に引っ越しを終えて、2021年7月から現在の竹町オフィスでシン・Contがスタートした。

府内時代のオフィスと違い、仕切りのない開放感溢れる竹町オフィスでのフリーアドレス。週に1度定例でスタッフミーティングを実施したり、朝礼時にネタ帳として身の回りの面白いネタや役立つネタを皆に発表したり…。以前は、仕事中に無駄話はしない、プライベートは詮索しない、飲み会には少し消極的だったスタッフたちだったが、現在のオフィスに移ってからは、井戸端トークが繰り広げられたり、オフィス内で宴会をしたり、ゆるやかなコントらしいコミュニケーションが生まれた。

8ビル→府内町→竹町と移動するごとに、「シゴトバ」の雰囲気やメンバー同士のコミュニケーション、仕事のスタイルなど、ようやく理想と現実がシンクロし、バランスが取れるようになってきた。「スタッフたちの気持ちの変化と居心地の良さが互いに好影響を与えているかもしれない」と河野は振り返る。

しかし、オープンな空間だからこその問題も勃発…。来客時やスタッフ同士、外部との電話などが同時多発的に起こると、会話が大混戦。特に敷嶋の話し声はオフィス中に響き渡り 、電話口の相手から「後ろに敷嶋さんがいますね!?笑」と言われるほど。(最近、個室型のワークブースを導入し、騒音問題は解消されつつある)


まだまだ道は半ばかも知れないけれど、8ビルから2人でスタートした会社が、少しずつスタッフが増え、仕事のスタイルが変化し、仕事の濃度も濃くなってきた。

ピラミッド型の指示系統ではなく、スタッフそれぞれがキャラクターを生かしながら仕事を進めていくスタイルも徐々にカタチになりつつある。ようやくContの目指す“チームクリエイティブ”に近づいてきた。

振り返れば、“Contらしさとは何なのか”をひたすら追い求めてきたような…。

8ビル時代のがむしゃらさも、

府内町時代の試行錯誤も

竹町時代の新しいチャレンジも

その時々の“自分たちらしさ”を大切に10年間走り続けてきた。

自分たちがどうありたいのか。

クライアントやパートナーの皆さんにとってどんな存在でいたいのか。

これから先、何をやりたいのか。

今もなお、迷い、ためらいながらも探し求めている。 これからも続くContのストーリー。