SMILE! & PUNKTUAL!
やりたいことをやり続けよう。
Contはおかげさまで10周年を迎えました。
2023年6月3日、株式会社Contは10周年を迎えました。クライアントの皆さま、パートナーのみなさん、本当にありがとうございます。10年といえば、それなりに長くやってきた気もしますし、世の中の企業を見渡せば10年なんて、まだまだヒヨッコのような気もします。
昨年の6月、10期目に入るタイミングで「ザ・コント10プロジェクト」を立ち上げました。10年間の感謝を込めてContならではのクリエイティブとエンターテインメントをお届けしたい、そんな想いでいくつものプロジェクトに取り組みました(裏テーマは、周年に託けて僕自身がやりたいこと、楽しみたいことを爆発させる…だったかも?(笑)
ちょうど一年前にメンバー、そして信頼できる先輩方と考えた「ザ・コント10プロジェクト」のコンセプトシートがあります。【ストップ&シンク。ゴー、チェンジ。】10年間、がむしゃらにやってきたけど、10年が過ぎた今、ちょっとだけ立ち止まって、これまでのこと、これからのことを考えてみよう。そしてまた変化(進化?!)しよう。そんな気持ちがプロジェクトのメインフレーズとなりました。
それから一年…「ウィスキー&クリエイティブ」ではサントリー名誉チーフブレンダーの輿水精一さんをお招きしてモノづくりの真髄を語っていただきました。僕の憧れの写真家、ハービー・山口さんとは、写真集をつくり、大分での写真展も実現しました。「社歌プロジェクト」という、「社是も社訓もないContの社歌を!」というとんでもない企画は、中学時代のバンド仲間で、プロギタリストとして活躍する草刈浩司さんにお願いすることに。30年以上ぶりに再会して時間が戻ったような、未来が始まったような不思議な感覚を味わうことができました。純烈のリーダーの酒井一圭さんとのラジオでは、芸能人ではなく、純烈という強烈なオリジナリティを持つグループのプロデューサーとしての本音やアイデアに迫りました。広告業界だけではない、いろんな世界のプロフェッショナルの方々の仕事ぶり、思考、生き方、そして溢れんばかりの愛に触れる日々は刺激と感動の連続でした。10周年のゴールとして企画したつもりが、Contの未来を照らしてくれる光となったのです。
ところで、「ザ・コント10プロジェクト」のコンセプトシートには、実は続きがあるんです。「ちょっと立ち止まって、考えてみよう。これから変わっていくために」の先には
ALWAYS SMILE&PUNKTUAL〜いつも笑顔で締め切りを守ろう!です。が、締め切りを守るのスペルは【PUNCTUAL】が正解。ContはPUNKの精神を胸に秘めたいと、あえてPUNKTUALにしました。パンクロックなどPUNKにはいろんな解釈がありますが、僕がいちばん好きなのは、ハービー・山口さんから伺った、ジョー・ストラマー(イギリスの伝説的パンクバンド、ザ・クラッシュのメンバー)と若き日のハービーさんが偶然、ロンドンの地下鉄で出会ったときのエピソード。緊張と興奮の中、勇気を振り絞って「写真を撮っていいですか?」と声をかけたハービーさんに快く応じてくれたジョー・ストラマーは、別れ間際にこう言ってくれたそうです。
「撮りたいものは、全部撮りなよ。それがPUNKだ」。
Contはこれからもメンバー全員で力を合わせて、やりたいこと、つくりたいことは全部やり続けます。ずっと先の未来まで…いつも笑顔を忘れず、もちろん締め切りは守りながら!
代表 河野 智洋