展覧会のミカタ

kudo

グッズでオチがつく?

主にアート関連の展覧会に行くのが好きで、旅行の際は行く先の美術館や、何の展覧会をやっているか事前にチェックしがちな自分です。


作品の素晴らしさはもちろん、展覧会の切り口など楽しみ方は無限にあるのですが、中でも私が密かに楽しみにしているのが展覧会の最後のコーナーにあるグッズです。


今まで見たきた作品たちをどんな風に日常使いできるグッズに落とし込めるか?という大喜利だと思っています。笑

有名どころをメインにちょこちょこと見てきた展覧会の中で全てがパーフェクトだ!と記憶に残っている展覧会が「春画展」です。


2016年に京都は細見美術館で開催された「春画展」。

東京でも開催されたらしいのですが、私は京都での展示を見ました。


春画とはいわゆる昔の性風俗画です。

当時、いかがわしいものとして消費されるというよりかは厄除けとして活用されていたらしく、戦国時代では武士が戦場に行く際に身につけたり、火事になっては困る倉庫に飾っていたりしたらしいです。


人々の交わりを素晴らしい技法で究極にコミカルに描いていて(私にはそう見えました。笑)、その本気とネタ感のバランスが最高に面白かったです。


人って今も昔もアホやな〜とニヤニヤしたあと、グッズがさらに最高でした。

展示に際しても、際どい内容のため色々な制約があったらしいのですが、作り手の攻めを感じられるグッズでした。

こちらのブログに色々な内容をまとめてくれていたので是非ご覧ください→ https://ima.goo.ne.jp/column/article/3704.html


中でも私はトートバックとTシャツを購入。

このTシャツ、男女の交わりをポッケで隠しています。笑

「よく思いついたな〜!」と「これをプリントしよう」という勇気に感銘を受けて購入しました。

TPOをめちゃくちゃ考えないといけないTシャツですが、好きなデザインです。

いつか自分も展覧会のグッズの企画やデザインを手がけてみたいな〜と密かな野望を胸に今日も励みます。