大阪で暮らした男やさかい
足BORO BORO
先日、大阪へ行ってきました。
私にとって10代後半から数年を過ごした、第2の故郷ともいえる場所です。
気づけば13年ぶりの帰阪になってしまいました。
旅の主目的は、日本が世界に誇るレジェンドシンガー、
大貫妙子さんのコンサートです。
ホテルチェックインまでの間、梅田をブラブラ。
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住んでいたころとは別世界の大阪駅。
すぐそこに見えているヨドバシカメラに行きたいのに
なかなか辿り着けません。
地下のタワレコに通いまくった大阪マルビル。
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しかし、タワレコはすでにそこになく、
マルビルも今春建て替えとのこと。
最後に見ておけてよかったです。
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![](https://cont-jp.com/wp-content/uploads/2023/02/kmr_57_5.jpg)
今回のコンサート会場は大阪城周辺の新しいホール。
ホテルからは歩いて30分ほどなので、
大阪城散歩もいいなと思い徒歩で向かいます。
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これぞ大人のための良質な音楽。
大貫さんは今年70歳を迎えますが、
まったく変わらない透きとおった歌声にたっぷり魅了されました。
セットリストにも大満足で、心から「来てよかった」と思えるコンサートでした。
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余韻に浸りながら歩いてホテルまで戻ります。
日頃の運動不足が祟り、
ホテルに着くころには足が悲鳴をあげていました。
翌日は、大阪で最初に住んだアパートをスタート地点として、
中古レコード屋が点在する日本橋を目指し、ひたすら歩いてみることに。
アパートは玄関を開けるとキッチンとベッドがあるだけで、
実質のスペースは2畳ほどの激狭・激安物件。
物件名は変わっておりましたが、姿かたちはそのまま現存しておりました。
写真を撮りたかったのですが、ちょうど建物前に人がおり、断念。
道路を行ったり来たりしながら眺めることしかできませんでした。
私にとって、大阪といえばこの場所です。
昨日の大阪城ウォークですでに足は死んでいたのですが、
懐かしの商店街、路地を、痛みと付き合いながら歩きます。
九条~堀江~アメリカ村~なんば~日本橋
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大阪時代、足しげく通ったタワーレコードは、
昨日のマルビル店に止まらず、心斎橋店、なんば店も今はなく
次代の移り変わりを感じ、寂しくなりました。
ただ、当時利用していたスーパーは
ライフ、関西スーパー、スーパー玉出などなど
トータルで6店舗ほどあったのですが、そのすべてが現在も変わらず営業中でした。
スーパーは強い。
総徒歩距離はどのくらいいったでしょうか。
もう足は限界を超えていました…。
予定より早く新大阪駅へ引き返すことにして、旅は終了。
まだまだ巡り足りない大阪。
きっといつかまた。
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