男が惚れる男TAKAO

komori

何時の間にか枯葉色のトワイライト

Original Love(オリジナル・ラブ)は、日本の音楽ユニット。1985年結成。1991年にメジャー・デビュー。結成当初4人、メジャー・デビュー時は5人のバンドだったが1995年以降、田島貴男のソロユニットとして活動。代表曲は「接吻」「朝日のあたる道」「プライマル」など。
(引用:Wikipedia)

所謂90年代に巻き起こった音楽ムーブメント「渋谷系」の代表格。
昔の音楽に触手を伸ばしてばかりの私が
発売日に新譜を買う数少ない、バリバリ現在進行形のアーティストです。
ヒットチャートを賑わせた90年代よりも
むしろ今の方が全盛期、という感じがします。

私が「色気がある男」として、まっさきに思いつくのが田島さん。
顔立ちは濃く、関根勤、はたまた藤岡弘、似と形容されるクドいお顔ですが、
身長184cmと長身で、男臭くソウルフルで熱い歌声や
巧みなギタープレイ、独特な左足でのリズムの刻み方など
ぜひ生で観てほしい、男が惚れる男なのです。



出たばかりの新作「MUSIC, DANCE & LOVE」も相変わらずのカッコよさ。


ベテランとなった近年の作品では若手アーティストとのコラボを積極的に行っており、
そういった柔軟なスタイルは、どこかムッシュかまやつ氏を彷彿とさせます。

弾き語りツアーでは度々、大分も訪れており
極狭ライブハウス「ブリックブロック」で極近で何度か拝ませていただきました。
本当に贅沢な時間でした。
また来ていただけることを祈っております。

最後に、今現在の私のOriginal Love5曲選をお送りします。

■接吻 -kiss(1993)

一番有名でカバーも有名な、ベタ中のベタ。
これぞエバーグリーンなJ-POPの至宝的な曲。
さぞ売れたんだろうと思いきや、オリコンは最高13位だったようです。



■Music, Dance & Love(2022)

出たばかりの最新作のタイトルトラック。
前々作から続く、原点回帰的な疾走ロック感が堪りません。
写真で構成されたNO MUSIC, NO LIFE.なPVも印象的です。




■ヴィーナス(1992)

一番好きなアルバムは、この曲の入った2nd「結晶」でしょうか。
こうしてみると、若いときは関根さん寄り、
年齢を重ねて藤岡弘、寄りになってきたような。




■羽毛とピストル [readymade bellissima’99 mix](1999)

変化球で、小西康陽氏によるリミックス版を。
原曲の暗い雰囲気とは正反対、
底抜けにポップで、ものすごい完成度です。




■夜をぶっとばせ(1991)

メジャーデビュー盤、ピチカートファイブでも録音した初期の傑作。
この曲を聴くと首都高をかっ飛ばしたくなります。
ペーパードライバーに毛が生えた程度ですが。

動画のサムネイルは変なカットですが、実際はめちゃくちゃカッコいいです。