おおいた障がい者アート展VOL2
あやなす ひかり
昨日、大分合同新聞にContの障がい者アートへの取り組み(タッグ事業 naNka)が掲載されたばかりでタイムリーなお話。
先日、おおいた障がい者アート展「あやなすひかり」に行ってきました。
ポスターやチラシでContが携わったこのアート展、実は私の夫の母が出展しておりました。
義母は私と夫がまだ結婚前に交通事故に遭い、脊椎損傷により車椅子の生活です。
なので私は義母が立って歩いているのを見たことがありません。
義母がライフワークとして制作するのは「さをり織り」という織物です。
アート展ではたくさん自身の作品を展示していましたが、織り機を持ち込んで実演もしていました。
見学に来ている方に色々と説明しながら実演している義母はとても楽しそうでした。
義母の作品は人気らしく、ちゃんとビジネスとしても成立しているのです。
なかなかすごいおばあちゃんです。
作品はどれも素晴らしく、「障がい者アート」という括りが正しいのかさえ判らなくなるほど魅了されました。はじめはしぶしぶ付いてきた息子も(中1男子はもうなかなか一緒に行動してはくれません・・・)食い入るように見学していました。
義母がこんなにも輝ける舞台を準備していただいた関係者の方に感謝です。
そして、私自身今後naNkaの取り組みに携わっていけることで、多くの人に届けることができるなら、それは仕事でも事業でもなく価値だと感じた一日でした。