洋食屋「たかをや、」の100周年プロジェクト

たかをや、/創業100周年クリエイティブ 

  • 100周年
  • ブランディング

地元で愛され続ける洋食店「たかをや、」さん。2020年5月に100周年を迎えるということで、100周年記念ブランディングをさせていただきました。2019年から2020年5月に向けて継続的な打ち出しを提案。同時期に開催されたラグビーワールドカップのインバウンドも意識して、周年ロゴ、のぼり、看板、メニュー表などはもちろん、100周年を祝うランチメニューの開発からサポートしました。「たかをや、」さんの3代目、4代目、ご家族の暖かい人柄や、そこに集うお客様との絆が伝わるような、ほっこりしながらも100年の重厚感や伝統もしっかりとイメージ付けできるものを心がけました。

  1. 100周年の老舗感、重厚感を感じさせながら、「たかをや、」らしさを
  2. ロゴをキービジュアルにツール展開
  3. 100周年を迎えた「たかをや、」さん

100周年の老舗感、重厚感を感じさせながら、「たかをや、」らしさを

まずは周年のイメージ作りのキーとなるロゴ制作から始めました。「たかおや、」さんの歴史や、メニュー、店名のロゴに込められた思い、働く方々の人物イメージ、100年もの間営業して来た場所「大分」、100年を迎えた後の「たかをや、」さんの向かう未来などをヒアリングして、しっかり噛み砕き、色々な方向性から複数のロゴをご提案をしました。100年という歴史の重厚感、老舗感を第一に考え、その中でも地域密着で歩んで来たお客様との身近な距離感や地域性を大事に、そして印象に残るものを意識して制作しています。決まったものは比較的かっちりとしたパターンですが、大分の山、末広がり、「たかおや、」さんの家紋を組み込んだものに決定しました。

いくつかのキーワードを設定しながらロゴをいくつかご提案しました。

決定したロゴ。

ロゴをキービジュアルにツール展開

ロゴをメインに様々なツール展開をご提案しました。スタッフ用の前掛けや、Tシャツ、店内POP、ノベルティ、ランチョンマット、箸袋、のぼり等。実現には至らなかったものもありますが、最終的に作ったツールたちは「たかをや、」さんらしさが出ているものになったと思います。料理写真にも時間をかけてしっかりと美味しさが伝わる「たかをや、」さんらしい暖かい雰囲気のものを撮影しました。

▼提案物の一部

▼実制作の一部

ランチョンマット

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リーフレット

100周年を迎えた「たかをや、」さん

2020年5月、ついに100周年を迎えた「たかをや、」さん。お店に足を運んでみると、たくさんのお客さんとおかみさんが楽しそうにお話ししたりで大にぎわい。「4代目の昔からのお友達なんだよ」「100周年の新聞記事見たよ」などの声が聞こえてきました。地域の人々に愛され続け、100年というすごい歴史を歩んできた人情溢れる「たかをや、」さんの素晴らしさを感じることができました。その記念すべき100周年に関われたことをとても嬉しく思います。