歴史を振り返り未来を表現する。新しい言葉で。

NBU日本文理大学/50周年クリエイティブ

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2017年、創立50周年の節目を迎えた「NBU日本文理大学」。周年ロゴ、ステートメント、Webサイト、記念式典までをトータルプロデュースをしました。大学50年間の歴史を紐解きながらかんじたのは、キャンパス内の出来事だけでなく、地域や世界の変化とともに歩んでいること。私たちがNBU生の活動を近くで取材、発信をさせていただくようになってずいぶん経ちますが、その間、東日本大震災や九州北部豪雨などもあり、志を持つ若者が「大学生が今、できること」に真剣に向きあう姿を傍で感じてきました。50周年を迎え、大学のこれまでとこれからを新しい言葉でどう伝えるのか、大学関係者と何度も議論を重ねました。

  1. ともに考え、つくりあげること。
  2. たんなるお祭りで終わらない、本当の大学の姿を。
  3. やっぱり統一性のあるデザインは気持ちがいい。


ともに考え、つくりあげること。

大学関係者とミーティングを重ねるなかで生まれたイメージは、在校生、卒業生、地域の方々、そして大学の4つの輪が重なり、固い絆で結ばれている無限の可能性・つながりを感じさせというもの。また、NBUの未来への挑戦を謳ったステートメントの『グローカリスト』というフレーズも議論のなかで生まれました。そこには世界を見つめる視点を持ちながら、同時に地域のために汗を流せる人間になろう、という意味が込められています。関係者の皆さんとのミーティングは、クリエイティブの入口として、とても大切なこと。時に当事者の視点で考え、時に客観的な視点を持って考える。その切り替えを柔軟にできるように心がけています。


たんなるお祭りで終わらない、本当の大学の姿を。

周年に関するさまざまなツールや式典の準備を進めるうちに、大学の皆さんと私たちの間に「お祭りや打ち上げ花火のような一過性ではないものではなく、ありのままのNBUを」という想いが芽生えます。そのひとつが、現役学生や大学関係者のメッセージを紡いだ式典オープニングムービー。本音を引き出すために、あえて「セリフ」を設けず50名近くの方に5分程度のインタビューを実施しました。 記念式典も無事に終わったある日。記念式典にご参加いただいた方から「学生、先生、大学の関係者の皆さんがひとつになってNBUらしさを伝える良い式だったね」という嬉しいお言葉をいただきました。


やっぱり統一性のあるデザインは気持ちがいい。

ロゴとステートメントを軸に、動画、Webサイト、冊子など、すべてにおいて「NBUらしさ」届けるプロモーションをやり切れたと感じています。